書こうかどうか随分迷った話です。
これはきっと、聞くと大したことではない話だと思うと思うのですが、
私が観光途中での些細な会話で、もう、このまま何処かに連れて行かれて殺されてしまうかも。と思った出来事がありました。
これを読んだ方に少しでも心に留めておいてもらえると、自らトラブルを招いている事に気付いてもらえるかなと思ったので、
書いてみようかと思いました。
一部、宗教の話が入ります。ご注意ください
神様の島バリ島で観光中もう生きて帰れないかもと思った瞬間。
バリは神様の島だという話をいろいろなメディアや、話、行かれた方のブログから知ることが出来ると思います。
実際に想像していた以上にヒンドゥー教がとても根付いていて、
毎日朝、昼、夜、と
神様に庭のお花、お米、お香と玄関の前の道に置いています。
いたるところにあります。
いろんなところで、お祭りがあったり、お供え物を道端で作っている人たちにも会えて、
身近に神様の存在があり、日常に組み込まれた生活をしています。
ツアーガイドさん
今回参加したツアーは、すべて日本語。JTBの日本語堪能な現地ガイドさんが、プライベートで付いてくれた形となります。
見に行くところも寺院が多く、服装は肌が出ないように長袖長丈のものを着用していくか、
入り口でサロンを貸してもらい巻きます。
ガイドさんは、本当にしっかり勉強をしていて
いろいろな話を日本の歴史や地形も交え、わかりやすく教えてくれます。
事の起こりは
タマンアユン寺院を見ていたときの事、
同行者「この塔の一つ一つに意味があるのですか?
上に行くほど偉いとか神様に近いとか?」
ツアーガイド「色々と意味があると思います。
とても奥深くて、私もまだまだ勉強中ですが(ここからはガイドさんの考える宗教論です)
すべてを作ったとても偉大な神様の、、(省略)
動物は人間よりはるかに下の方にいるけど、
人間に飼われたり、手助けをした動物は人間に近づけ・・・・」
同行者「あ!ねこ!かわいい!!!!」
と話を遮りました。
そして、蛇に乗ったシヴァ(ヒンドゥー教の神)を見て
同行者「この蛇は?海の神様?」
ツアーガイド(唖然)「蛇が神様??」
きいろ「|||||え”||||
今、動物は下の方だと説明を聞いたではないか!!」
もう一度簡単にガイドさんが言う神様・人間・動物の地位を説明すると
神
↓
人間
↓
人間を助けたり(飼われたり)する動物
↓
動物
↓
・・・・と続く
また、ガネーシャ(シヴァの息子)を見て
同行者「象のような人間名前なんだったけ?」
ガイドさんは英語も得意ということで、私は影で何度も
きいろ「I’m so sorry.」
を繰り返しました。
ツアーガイド(愕然)「私はまだまだ修行、勉強が足りません。(とつぶやくように繰り返すだけ)」
そこから、無口になり、
帰路ドライバーさんのとの会話は、バリ語なのでさっぱりわからず、
きいろ「この二人はさっきの出来事を話していて、
このまま永遠に何処かに連れて行かれてしまうのではないか」
宿泊先のホテルに着くまでずーっと心配をしていました。
ガイドさんもドライバーさんも本当に良い方でした。
注意するべきこと
- 自分の行く国を把握しておく
- その国の宗教は最低限調べておく(寺院等へ行くなら、その内容も少し)
- テロのある国かどうか、なぜ起こっているのかを把握しておく
- 宗教観が理解できない場合は、詳しく聞かない。
- 宗教の話をする(聞く)場合は、きちんと聞く。
まとめ
世の中の戦争やテロは宗教の対立が原因で起こっていることがあります。
日本では、お正月とクリスマスと、身近な人の不幸でしか感じることのできない世界観かもしれません。
私自身、祖母、父が厳粛な神徒(母は無神論者)そんな中、仏教系大学を出て、
厳粛なクリスチャンの家族宅でのホームステイをし、
イスラム教徒の上司のもと働いたという
多宗教混合生活の経験から、
他宗教の人と一緒に行動する場合、一番簡単なことは
神様や仏様の話は一切しない、聞かないことだと思います。
オマケ
もし、多宗教で一緒に何日か行動する場合、
確認事項として以下のことを確認しておくだけで十分だと思います。
- 口にしてはだめなもの
- お祈りの時間(教会に行く曜日、食事の前後など)
- 食事をしてはいけない時間、期間
- 邪悪なるものがあるか(動物、食事の際に左手を使う、持ち物など)
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