なるべく現地の言葉を覚えたい と言うのが私の旅のモットーです。
先日、上司が日本語を習って喋っている外国の人たちに対して、
「偉そうに命令口調で話してきやがって!!」と
言っていて、悲しくなりました。
残念過ぎる上司は置いておいて、私は、
外国人から日本語で「ありがとう」とか言われると、
とても嬉しいし、お互いの距離が縮まる感じがします。
外国の人は言葉に対して、柔軟だな。と思った時のことを少し。
オーストラリアでの話
大病院にお世話になることがあったのですが、
まず初めに看護師さんに、ファーストランゲッジ(一番理解でき、話せる言葉)
セカンドランゲッジ(二番目に理解でき、話せる言葉)
と順番に聞かれ腕のバンドに記録してました。
その後、その言葉に対応ができる人がいればその人が来てくれます。
移住のファミリーの話
Embed from Getty Images
オーストラリアに住むガーナ人家族のベビィシッターをしていた時
子供たちの言語使い分けは
- テレビ、学校、友達→英語、
- 家の中→ガーナ語
ガーナ語は民族ごとに国内で80言語が使われているそうで、
英語を含む3言語くらいが共通語になっているらしいです。
3歳ぐらいの子供でさへ、
- 家族→ガーナ語
- 私→英語
と言葉の、使い分けをしていました。
岡山での話
私の住んでいる町、岡山市には日本三大庭園のひとつの後楽園というところがあります。
いろんな国から観光に来ている人も多く、
狭い道を譲ったり、譲られたり。
必ず日本語で「ありがとう」
と言ってくれます。
韓国での話
■歩いていて、韓国人カップルに
ぶつかってしまった時、私たちが韓国人ではないと分かっていたのか、
「SORRY」と言ってくれました。
■お店では、韓国語のメニューがわからないと分かると、
何語がわかるか聞かれ、知ってる限りの日本語で
メニューの説明をしてくれました。
現地の言葉を覚えていこう!!
いろいろな国で、いろいろな言葉でおもてなしを受け、
なるべく、旅先の言葉の単語をひとつでも覚えていこうと
心がけています。
いきなり怒ったように叫ばれたとしても、
知ってる単語を一つ言うと笑いに変わる。と言う瞬間が何度かありました。
とりあえず覚えていく単語
- Yes、No
- 数字1~5(ここまでが限界)
- ありがとう
- すみません
- こんにちは
- Please
- マケテください
- 男性、女性、目上の人に対する敬称
- Help me
助かったこと
ペルーで
「通訳してあげるよ」と英語が堪能な人がついてきて、
ストリートで売っている物を「US$5と言っています」
と言ってきたんだけど、
会話の中で明らかに「シンコ(5) ソレス(ペルー通貨)」と聞こえた!
150円くらいのものが500円超えるって!!??
10個買ったらどうなんねん!!と
優しく指摘をすると、通訳は逃げていった。
タヒチで
島で現地人の住んでいる集落に
外で大家族がご飯中なのに自転車で迷い込んでしまい、
ありがとうしか知らなかったので、「マーウルウル(ありがとう)」
と言ったら、吹けそうな程大きい貝を海に潜って取ってきてくれ、
お刺身でごちそうしてくれた。
韓国で
空港までのバスで、
乗るときにお金を払う際、グループだと思われて
「お金が足りない!!」と英語交じりで怒られたのだけど、
「タロタロ(別々)」と言うとなぜか、
怒っていたドライバーが笑い出した。
ガーナ人の結婚式で
アジア人独りぼっちで招待されたんだけど、アフリカ人100人ほど。
みんな興味はあるけど、遠目で見てるだけで、言葉も英語じゃないし、
着物でも着てくればよかったと、本気で悩んだ。
隣の人が気を使って英語で話しかけてくれたので、
「ミンティミンカサ(私は話せません。のガーナ語だと思うのですが)??」
と言うと大うけして、みんなが集まってきた。
きっと旅の思い出は、ホテルやら、ご飯やらと共に
あの時、いろんな人に怒ったな。笑ったな。踊ったな。歌ったな。
とかいろいろあるから、忘れられなくて、また行きたくなるんだな。と思います。
言葉もちょっとでも楽しめるツールになるように、
日ごろから忘れないように心がけていきたいです。
(忘れる一方ですが)
コメント